モダンの達人(Master Modern By Brian DeMars)
より。
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ふらふらしていると黒猫が階段を駆け上がる姿を見た。そしてその30秒後、また同じ黒猫が階段を駆け上がるのを見た。
普通の感性ならばおおよそその黒猫が散歩しているだけだろうとしか思わないだろうが、もしマトリックスを見すぎて中毒になっているならば彼らが実はエージェントの使者であり、こちらにカンフーを決めてくるという想像をしてもおかしくないだろう。
「デジャヴ」ーー初めての経験をまるですでに体験していたかのように感じてしまうこと。
ここ2週間、モダンについての会話を進めていく中でこの気持ちを何度も味わうことになった。というのもどんな相手からもおなじ質問をされて、同じ答えを返していたからである。
Dear Brianという形でこの質問は何度もされており、これはSNSに限らずプロプレイヤーからも同様のものが、どれだけ答えても飛んでくるのである。おかげでモダンについて話をするときにはその会話の流れがおおよそ予想出来てしまったのである。
よくある質問例を、これから提示していこう。
続きを読む究極のバントエルドラージ(The Ultimate Guide To Bant Eldrazi By Ben Friedman)
より。
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(記事執筆当時)もうすぐカラデシュスタンダード環境が始まる。ギアハルクやチャンドラと言った様々なカードに目移りが止まらないだろう。(以下しばらくスタンダードの話が続くため省略)
レガシーデルバーにおける瞬唱や英雄バントでのデンプロや占術土地、白黒ミッドレンジにおけるエレボスの鞭とオブゼダートのコンボといった、ちょっと重たいカードを入れることによって消耗戦に耐えられるようにする、という風潮は今バントエルドラージにも訪れ、作り変えるものや永遠の証人の枚数にそれが現れることとなった。
ということで世間はスタンダードにお熱なのかもしれないが僕はそれを無視してバントエルドラージの話をしたいと思っている。モダンはかつてよりは流動性が少ないフォーマットへと変貌を遂げ、またPTフォーマットの復帰も望まれるようになってきているのではないだろうかと思っている。実際にPPTQもスタンダードのときと同じくらい開催されており、RPTQも同様のことが望める。もしモダンをよく知らない人であっても、このガイドさえきちんと読んでいればこのやりこみフォーマットであるモダンだったとしても勝ち抜くことは難しくないのである。
では、リストを見てもらおう。
続きを読むモダンのエルフの使い方(Modern Elves Deck Guide By Eric Froehlich)
バントエルドラージのサイドボードについての考察(Taking a Good Hard Look at Bant Eldrazi’s Sideboard By Brian Braun-Duin)
» Taking a Good Hard Look at Bant Eldrazi’s Sideboard
より。
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バントエルドラージは不思議なデッキである。最高のデッキであり、そして最低のデッキである。さらに言えば多様なサイドボードをもっているが、全く役に立たないサイドボードともいうことができる。
続きを読むアブザンの倒し方(The Deck to Beat This Weekend: Modern Abzan By Reid Duke)
» The Deck to Beat This Weekend: Modern Abzan
より。
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今週はモダンの週となる。WMCQだけでなくSCGOがOrlandoでも開かれ、また異界月環境はカラデシュの発売を目前として息絶え絶えとなっている。そう、今こそモダンに注目すべき時なのだ。そして今、最も対策すべきはアブザン、剥ぎ取り採用型アブザンといっていいだろう。
続きを読む迷える護符の探求者たちへ(Lost, But Seeking: Bloom Titan Redux By Kevin Grove)
» Lost, But Seeking: Bloom Titan Redux
より。
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このお話はPTFRFまで遡ることになる。Cabin Crewと調整をする中で、お気に入りとなるデッキが見当たらなかったのだ。出産の殻を使ったデッキを使いたかったが悲しいことに禁止されてしまった。フォーマット最強のデッキであると思っていたために、それに替わるデッキを見つける必要が出てきたのである。
続きを読むバントエルドラージの使い方(The Complete Guide To Playing Bant Eldrazi by TODD STEVENS)
StarCityGames.com - The Complete Guide To Playing Bant Eldrazi
より。
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昨今のモダンがインタラクションの薄さから暗闇での殴り合いに例えられるのは否定はしないが、まだフェアデッキは環境に存在している。バントエルドラージがその一つとなる。
そう、バントエルドラージはフェアデッキなのだ。ウギンの目があった頃のエルドラージとは違い、たしかに2T難題の予見者着地とかはするもののの、かつてのそれほど頻繁にはおこらない。そのために相手の行動を妨害するために呪文滑りや流刑への道、仕組まれた爆薬、変位エルドラージ、作り変えるもの、難題の予見者や希望を溺れさせるものといったカードが用いられることとなった。このデッキ全体としての動きは相手への干渉であり、その意味でこのデッキはモダンに求められているミッドレンジのフェアデッキとなるわけだ。
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