MtG訳記た。

モダンを中心とした(というよりはモダンの)海外記事翻訳保管庫

バントエルドラージの作り方(Building Bant Eldrazi By Pascal Maynard)

» Building Bant Eldrazi

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 IndianapolisにおいてLAでTop8に入ったデッキを使えることを心から喜んでいた。貴族の教主や仕組まれた爆薬を探す人が多く見つかっていたし、Steve RubinやBBDといった有名プレイヤーがInvitationalで使っていたことを鑑みて、バントエルドラージがトップメタになると予想していた。

 結果としてプロポイントは手に入れることはできたものの、思ったほどの成績を上げることはできなかった。とはいえ、一つわかったことがあった。バントエルドラージは新時代のジャンドであるということだ。どのマッチアップにおいても51:49という相性差をもっている、という点においてである。どのようなマッチアップも落としうるし、どのようなマッチアップにおいても勝利を獲得することができるのである。このデッキの強い動きをきちんと取ることができればどんなデッキも一捻りとなる。さらに言えばジャンドと同様に血染めの月が苦手ではあるもののドレッジに対する黒力線のような完封カードにはならない。ジャンドと動きこそ異なっているが、エルドラージの動き自体は緑黒系のデッキが取る動きと同様なものとなるわけだ。

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親和を使って勝つための8つの掟(Top 8 Tips for Winning with Affinity By Frank Karsten)

» Top 8 Tips for Winning with Affinity

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  今週末にLilleやIndianapolisにてモダンGPがあるということも有り、多くの人から親和についての記事を書いてほしいとの依頼があった。そのため今回はマリガンからサイドボードに至るまで、8つの指針を示そうと思う。また今回の記事についてJustin Robbに協力を頂いた。この場を借りて感謝の意を示す。

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ドレッジの隆盛は親和に輝きをもたらす!?(How Dredge Made Affinity Better By Brian DeMars )

» How Dredge Made Affinity Better

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一時期その数を減らしていた親和。しかしドレッジの流行に従って親和の時代がやってくる……?その理由やいかに。

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 モダン制定当初より、親和はこのフォーマットにおけるとても強力な選択肢の一つとなっていた。このデッキは高速に、かつ安定して相手のライフを削り取ることができるデッキであった。この早さはモダンの速度を定義するものともなっていた。

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完成されし感染のために(Your Perfect Infect by Soh Weng Heng)

Your Perfect Infect | MTGMintCard

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祝福されし感染を見よ。

 やあみんな!感染は古くからモダンに存在するアーキタイプではあるが、だからこそ感染は僕がずっと使ってきたアーキタイプの一つとなっている。MOでの経験も踏まえて、今回感染についてわかったことを述べていこうと思う。

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バーンの使い方(Burn Deck Guide By Lee Marino)

» Burn Deck Guide

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 僕の名前はLee Marino。コロラドデンバーからやってきた赤使いさ。この前行われたWMCQにおいて、バーンを使っていた。様々な仲間と一緒に会場に行き、全てを焼きつくすのは最高だった。

 今回想定していたメタゲームはジャンドとトリコを中心とし、少量の感染・親和が存在する、というものだ。たしかにSCZも多少いるだろうとは予測していた。

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Baltimoreで使った進化型キキコードについて(Darwin Chord in Baltimore BY JEFF HOOGLAND)

Darwin Chord in Baltimore | MTG Card Market

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 先週末のBaltimoreは正直想定外の連続だった。金曜夜のフライトがキャンセルされた後、土曜朝のフライトの遅れも相まって最初の4ラウンドに参加できないことが明らかになっていた。byeを含めても2-2からのスタート、かつ3hの睡眠などで体調も最悪の状況であり、5-4という不甲斐ない結果に終わってしまった。

 そして悲劇はそれだけでは終わらなかった。会場外はべちょべちょでUberも不調だったがために帰り道は雨の中をひたすら歩く羽目となり、ホテルについたらすぐに着替えてデッキをガサゴソすることにした。それはキキコードのパーツで、調整用のカードも多量に持ち込んでいた。もちろん、それはSCG Dallasでベスト16に入った時のレシピである。

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トリコナヒリの使い方(Modern Jeskai Nahiri Deck Guide By Eric Froehlich)

» Modern Jeskai Nahiri Deck Guide

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またしばらくぶりになってしまいました。申し訳ございません……。

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 PTEMNへの準備が進む中、ナヒリはイニストラードだけでなく、モダンにも脅威を訪れさせていたのである。トリコロールカラー自体はモダンの制定以来長らくその地位をたしかにしているデッキではあった。しかし列柱と火力があるゆえに長期戦を耐え抜けるとはいえ長い時間を戦い続けるだけの苦労が必要であったのである。

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