MtG訳記た。

モダンを中心とした(というよりはモダンの)海外記事翻訳保管庫

モダンデッキ8選-2.BGxジャンク-(Top 8 Modern Decks – BGx By Pascal Maynard)

より。

モダンデッキ特集第二弾!

 ……といいつつも、デッキレシピの羅列に割と近い記事です。現在のデッキに関してどうのこうの、というのは特に書かれてませんでした……

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 確かに双子はモダンフォーマットの制定以来ずっと環境を支配し続けてはいた。しかしながら、いつも勝ち続けていたという訳ではなかった。今回紹介したいデッキは、双子から少し遅れて開発されたデッキでこそあるが、その後環境上にはびこり続け、安易なコンボデッキを食い物にしてきた恐ろしいデッキである。

  闇の腹心、タルモゴイフ、思考囲いは当初よりBG系のデッキの郭であった。今回このデッキをBGxとして紹介したいのは、多くのプレイヤーがこの2色に加えて3つ目の色をなんとかして混ぜ込もうとしてきていたからである。

 ちなみに、言っておくべきだとは思うが、プロツアーフィラデルフィア当時の環境は今日のそれと禁止改訂のために大きく異なっていることについては明記しておきたい。そう、これが1つ目のBGである。

ジャンド

Tom Dixon
Pro Tour Philadelphia 2011

22 Lands
4 Grove of the Burnwillows/燃え柳の木立ち
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
3 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
3 Overgrown Tomb/草むした墓
2 Blood Crypt/血の墓所
2 Swamp/沼
2 Mountain/山
2 Forest/森

20 Creatures
4 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
4 Kird Ape/密林の猿人
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Bloodbraid Elf/血編み髪のエルフ

18 Spells
4 Lightning Bolt/稲妻
4 Punishing Fire/罰する火
4 Thoughtseize/思考囲い
3 Blightning/荒廃稲妻
3 Terminate/終止

Sideboard
3 Sudden Death/突然の死
3 Seal of Primordium/原基の印章
2 Ancient Grudge/古えの遺恨
4 Burning-Tree Shaman/炎樹族のシャーマン
3 Rise // Fall/隆盛//下落

  今このレシピをみればなんとこのレシピのおぞましいことだろう、と思う。しかしながら、不幸なことにも発足当初のこのフォーマットは恐ろしいほどに高速であり、何度かの禁止改訂とヴェリアナの登場までの間、息をひそめることとなった。このデッキがまた息を吹き返したのはMat Mercierが2012年のGP LincolnにおいてTop8に入賞したときであった。僕はその情報を聞いて数日後のPTQでこのデッキを使い、Top8に入賞することができた。

25 Lands

4 Blackcleave Cliffs/黒割れの崖
1 Blood Crypt/血の墓所
1 Forest/森
1 Marsh Flats/湿地の干潟
1 Overgrown Tomb/草むした墓
3 Raging Ravine/怒り狂う山峡
1 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
2 Swamp/沼
4 Treetop Village/樹上の村
3 Twilight Mire/黄昏のぬかるみ
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地

15 Creatures
4 Bloodbraid Elf/血編み髪のエルフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
3 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ

20 Spells
3 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
4 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
2 Jund Charm/ジャンドの魔除け
4 Lightning Bolt/稲妻
4 Maelstrom Pulse/大渦の脈動
2 Terminate/終止
1 Thoughtseize/思考囲い

Sideboard
2 Ancient Grudge/古えの遺恨
1 Dead // Gone/死亡/退場
2 Fulminator Mage/大爆発の魔導士
1 Huntmaster of the Fells // Ravager of the Fells/高原の狩りの達人//高原の荒廃者
2 Jund Charm/ジャンドの魔除け
1 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
1 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
1 Night of Souls' Betrayal/魂の裏切りの夜
1 Seal of Primordium/原基の印章
3 Thoughtseize/思考囲い

 このリストは今日僕たちがジャンドと呼んでいるデッキとして一番近いモデルではあるだろう。採用されているカードこそ全く異なっているが、根本のアイディアは同様である。このとき、双子はほぼ絶滅しているも同然であった。思案と定業の禁止によって安定性ががた落ちしたためである。そのためか、双子対策はあまりされていない。突然の衰微こそまだ登場していないものの、4枚もの大渦の脈動によって双子を十分に妨害することができていた。

 青単フェアリーやメリーラポッド、親和、トリコデルバーが環境を席巻しており、ジャンドの魔除けはそれらのデッキに対する対抗策として使われていたのだ。

 BGに大きな変化が訪れたのは2回目のモダンでのプロツアー、PTラヴニカへの回帰であった。このとき僕はチーム ManaDeprived(現Face-to-Face Games)と調整を行っていたのだが、ジャンドに心を強く引かれていた。最後のピースとなる死儀礼のシャーマンをRTRにおいて手に入れたのだ。結局このデッキを使うことはなかったが、この後このデッキはモダンを支配することとなった。

死儀礼ジャンド

24 Lands
4 Blackcleave Cliffs/黒割れの崖
1 Blood Crypt/血の墓所
1 Forest/森
2 Marsh Flats/湿地の干潟
2 Misty Rainforest/霧深い雨林
1 Overgrown Tomb/草むした墓
1 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
2 Swamp/沼
4 Treetop Village/樹上の村
2 Twilight Mire/黄昏のぬかるみ
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地

19 Creatures
4 Bloodbraid Elf/血編み髪のエルフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Deathrite Shaman/死儀礼のシャーマン
3 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ

17 Spells
4 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
1 Abrupt Decay/突然の衰微
3 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
4 Lightning Bolt/稲妻
3 Thoughtseize/思考囲い
2 Victim of Night/夜の犠牲

Sideboard
1 Abrupt Decay/突然の衰微
2 Ancient Grudge/古えの遺恨
2 Batterskull/殴打頭蓋
2 Grafdigger's Cage/墓掘りの檻
1 Jund Charm/ジャンドの魔除け
2 Olivia Voldaren/オリヴィア・ヴォルダーレン
2 Pyroclasm/紅蓮地獄
3 Slaughter Games/殺戮遊戯

 今更血編み髪のエルフや死儀礼のシャーマンが禁止された理由について触れる必要はないだろうが、次のジャンドについてはいかにジャンドが丸いデッキであるかを示せる物であるだろう。

未練ジャンド

 Jacob WilsonがGP Chicagoにおいてミラー、そして親和対策として未練ある魂を採用するまではこの形もジャンドと長い間呼ばれていた。サイドの法の定めによってサニーサイドアップの対策も行われていた。

24 Lands
4 Blackcleave Cliffs/黒割れの崖
1 Blood Crypt/血の墓所
1 Forest/森
1 Godless Shrine/神無き祭殿
4 Marsh Flats/湿地の干潟
1 Overgrown Tomb/草むした墓
4 Raging Ravine/怒り狂う山峡
1 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
2 Swamp/沼
1 Treetop Village/樹上の村
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地

16 Creatures
4 Bloodbraid Elf/血編み髪のエルフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Deathrite Shaman/死儀礼のシャーマン
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ

20 Spells
3 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
2 Abrupt Decay/突然の衰微
2 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
4 Lightning Bolt/稲妻
4 Lingering Souls/未練ある魂
2 Terminate/終止
3 Thoughtseize/思考囲い

Sideboard
1 Ancient Grudge/古えの遺恨
2 Batterskull/殴打頭蓋
1 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
1 Maelstrom Pulse/大渦の脈動
2 Olivia Voldaren/オリヴィア・ヴォルダーレン
3 Rakdos Charm/ラクドスの魔除け
2 Rule of Law/法の定め
2 Shatterstorm/粉砕の嵐
1 Phyrexian Metamorph/ファイレクシアの変形者

血編み髪のエルフ禁止後

 多くのプレイヤーがこれによってジャンドは勢いを失うだろうと思っていた。ただ、Eric FroehlichとCFBの仲間たちをのぞいて。

25 Lands

1 Arid Mesa/乾燥大地
4 Blackcleave Cliffs/黒割れの崖
1 Blood Crypt/血の墓所
1 Forest/森
1 Godless Shrine/神無き祭殿
4 Marsh Flats/湿地の干潟
1 Overgrown Tomb/草むした墓
1 Plains/平地
2 Raging Ravine/怒り狂う山峡
2 Stirring Wildwood/活発な野生林
1 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
1 Swamp/沼
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地

Creatures
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Deathrite Shaman/死儀礼のシャーマン
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
2 Thundermaw Hellkite/雷口のヘルカイト

Spells
3 Ajani Vengeant/復讐のアジャニ
4 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
1 Abrupt Decay/突然の衰微
2 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
4 Lightning Bolt/稲妻
3 Lingering Souls/未練ある魂
2 Path to Exile/流刑への道
3 Thoughtseize/思考囲い

Sideboard
2 Aven Mindcensor/エイヴンの思考検閲者
1 Batterskull/殴打頭蓋
4 Fulminator Mage/大爆発の魔導士
1 Olivia Voldaren/オリヴィア・ヴォルダーレン
1 Rakdos Charm/ラクドスの魔除け
3 Stony Silence/石のような静寂
3 Timely Reinforcements/機を見た援軍

 これは単に血編み髪のエルフを復讐のアジャニに置き換えたデッキであり、Ajundiとも呼ばれていた。雷口のヘルカイトによって未練ある魂をメタることができ、意思のような静寂は法の定め以上に丸いサイドカードであった。

 第二の日の出が禁止されたことによって白をタッチしない、純正BGが増えることとなった。

純正BG

24 Lands
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
4 Tectonic Edge/地盤の際
4 Marsh Flats/湿地の干潟
4 Treetop Village/樹上の村
3 Swamp/沼
2 Overgrown Tomb/草むした墓
1 Twilight Mire/黄昏のぬかるみ
1 Misty Rainforest/霧深い雨林
1 Forest/森

16 Creatures
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
4 Scavenging Ooze/漁る軟泥
4 Deathrite Shaman/死儀礼のシャーマン
4 Dark Confidant/闇の腹心

20 Spells
3 Dismember/四肢切断
3 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
3 Thoughtseize/思考囲い
2 Maelstrom Pulse/大渦の脈動
2 Abrupt Decay/突然の衰微
1 Deathmark/死の印
4 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
2 Garruk Relentless // Garruk, the Veil-Cursed/情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク

Sideboard
2 Infested Roothold/寄生された根張り
4 Fulminator Mage/大爆発の魔導士
1 Phyrexian Arena/ファイレクシアの闘技場
2 Shadow of Doubt/疑念の影
2 Thrun, the Last Troll/最後のトロール、スラーン
2 Wrench Mind/精神ねじ切り
2 Deathmark/死の印

 Josh Utter-LeytonがThe Rockをもちいて2013プレイヤー選手権を戦った。4枚の地盤の際をなんとかしてデッキにつめこんだのだ。3色目を使っていれば絶対にできない贅沢である。情け知らずのガラクは小粒のクリーチャー群に対しては役立つが、このPWを焼き切ることのできるデッキに対してはあまり効果がないだろう。

チャンドラBG

24 Lands
4 Blackcleave Cliffs/黒割れの崖
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
3 Marsh Flats/湿地の干潟
1 Misty Rainforest/霧深い雨林
2 Swamp/沼
1 Forest/森
2 Blood Crypt/血の墓所
1 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
1 Overgrown Tomb/草むした墓
2 Raging Ravine/怒り狂う山峡
3 Treetop Village/樹上の村

14 Creatures
4 Deathrite Shaman/死儀礼のシャーマン
4 Dark Confidant/闇の腹心
2 Scavenging Ooze/漁る軟泥
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ

22 Spells
3 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
1 Pillar of Flame/火柱
3 Thoughtseize/思考囲い
4 Lightning Bolt/稲妻
2 Terminate/終止
1 Blightning/荒廃稲妻
2 Maelstrom Pulse/大渦の脈動
4 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
2 Chandra, Pyromaster/紅蓮の達人チャンドラ

Sideboard
2 Shatterstorm/粉砕の嵐
2 Olivia Voldaren/オリヴィア・ヴォルダーレン
2 Ancient Grudge/古えの遺恨
1 Fulminator Mage/大爆発の魔導士
2 Grafdigger's Cage/墓掘りの檻
1 Thoughtseize/思考囲い
1 Obstinate Baloth/強情なベイロス
1 Sword of Light and Shadow/光と影の剣
2 Sowing Salt/塩まき
1 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い

 プレイヤー選手権においてトリコミッドレンジが優勝したことを受けて、Owenたちは紅蓮の達人、チャンドラをデッキに加えた。情け知らずのガラクと同様の、かつ簡単に焼かれないようなPWとして。そしてWotC社がBGがとても丸いデッキだと理解したのだ。

さらば、死儀礼のシャーマン

 こうして、現代のモダンへと僕たちはかえってきた。BGデッキは現存こそしているものの、多様化するメタゲームの渦中において、全てのデッキに対応できる、丸いサイドボードを準備することが難しくなってきている。

 DrSの禁止以来長く、ジャンク、現在のアブザンが用いられており、Robin Dolarはこのデッキを用いてGP Bostonを勝ち抜いた。

アブザン

25 Lands
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
4 Marsh Flats/湿地の干潟
3 Tectonic Edge/地盤の際
3 Treetop Village/樹上の村
2 Swamp/沼
2 Twilight Mire/黄昏のぬかるみ
2 Overgrown Tomb/草むした墓
1 Temple Garden/寺院の庭
1 Godless Shrine/神無き祭殿
1 Forest/森
1 Stirring Wildwood/活発な野生林
1 Isolated Chapel/孤立した礼拝堂

11 Creatures
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
3 Scavenging Ooze/漁る軟泥

24 Spells
4 Abrupt Decay/突然の衰微
4 Thoughtseize/思考囲い
3 Lingering Souls/未練ある魂
3 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
2 Dismember/四肢切断
1 Putrefy/化膿
1 Slaughter Pact/殺戮の契約
1 Maelstrom Pulse/大渦の脈動
4 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
1 Garruk Wildspeaker/野生語りのガラク

Sideboard
1 Creeping Corrosion/忍び寄る腐食
2 Stony Silence/石のような静寂
1 Obstinate Baloth/強情なベイロス
1 Timely Reinforcements/機を見た援軍
1 Thrun, the Last Troll/最後のトロール、スラーン
3 Fulminator Mage/大爆発の魔導士
1 Engineered Explosives/仕組まれた爆薬
1 Golgari Charm/ゴルガリの魔除け
2 Aven Mindcensor/エイヴンの思考検閲者
2 Grafdigger's Cage/墓掘りの檻

 包囲サイの登場により、PT運命再編においてこのデッキはとても高い使用率を鉾田が、新たなる脅威、護符コンに対応するために血染めの月を多くのプレイヤーが使うようになった結果一瞬のうちにメタゲーム上から消え去ることとなった。

 そしてこの記事を書いている現在、BG系のデッキとしてはやはりジャンドが一番人気を博していることだろう。血染めの月があちらこちらでみられるために、一番対応力が高いと考えられるからだ、ときたま護符コンに対抗するために自分から月を積むデッキもあるほどに。またコラガンの命令を手に入れたことや、集合した中隊を用いたデッキの台頭に対抗する形でオリヴィア・ヴォルダーレンを用いることもできるという利点も追い風となっている。

 ReidがこのジャンドをもちいてSingaporeでTop8に入賞することができた。

2015ジャンド

24 Lands
4 Blackcleave Cliffs/黒割れの崖
4 Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
4 Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
3 Raging Ravine/怒り狂う山峡
2 Wooded Foothills/樹木茂る山麓
2 Overgrown Tomb/草むした墓
2 Swamp/沼
1 Forest/森
1 Blood Crypt/血の墓所
1 Stomping Ground/踏み鳴らされる地

13 Creatures
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
3 Scavenging Ooze/漁る軟泥
1 Olivia Voldaren/オリヴィア・ヴォルダーレン
1 Tasigur, the Golden Fang/黄金牙、タシグル

23 Spells
4 Inquisition of Kozilek/コジレックの審問
4 Lightning Bolt/稲妻
2 Maelstrom Pulse/大渦の脈動
2 Abrupt Decay/突然の衰微
2 Terminate/終止
2 Kolaghan's Command/コラガンの命令
2 Thoughtseize/思考囲い
4 Liliana of the Veil/ヴェールのリリアナ
1 Chandra, Pyromaster/紅蓮の達人チャンドラ

Sideboard
1 Thoughtseize/思考囲い
1 Grafdigger's Cage/墓掘りの檻
1 Disfigure/見栄え損ない
1 Fulminator Mage/大爆発の魔導士
1 Slaughter Pact/殺戮の契約
2 Huntmaster of the Fells // Ravager of the Fells/高原の狩りの達人//高原の荒廃者
3 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
1 Duress/強迫
1 Shatterstorm/粉砕の嵐
1 Ancient Grudge/古えの遺恨
2 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い

お役立ち情報

 未練ジャンドやAjundiは死儀礼のシャーマンがおらず、どこでも血染めの月に出会う今おそらくそれこそジャンク品となるだろう。

 GB w or rの一番の焦点はコラガンの命令に由来していると僕は思っている。もしこのカードが環境的に弱くなったならばタッチ白に戻りたいと思っている。ああ、稲妻もt赤

の理由にはなるか。この誘惑を乗り越えるだけの白のカードがあれば、ね。

サイドボードについて

 現在のモダン環境には16を超えるアーキタイプが存在し、それぞれのデッキの使用率は10%もいかないことだろう。それらの全てに対応できるようなサイドボードを作るのは不可能に近い。だからこそ、できる限り丸いカードを採用していくべきだろう。たとえば粉砕の嵐は親和に対してしかサイドインすることがないだろうが、古えの遺恨を使えば護符コンやむかつき、感染にも対応することができるだろう。

 

 読んでくれてありがとう、残りの6つも楽しみにしていてくれ!