究極のバントエルドラージ(The Ultimate Guide To Bant Eldrazi By Ben Friedman)
より。
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(記事執筆当時)もうすぐカラデシュスタンダード環境が始まる。ギアハルクやチャンドラと言った様々なカードに目移りが止まらないだろう。(以下しばらくスタンダードの話が続くため省略)
レガシーデルバーにおける瞬唱や英雄バントでのデンプロや占術土地、白黒ミッドレンジにおけるエレボスの鞭とオブゼダートのコンボといった、ちょっと重たいカードを入れることによって消耗戦に耐えられるようにする、という風潮は今バントエルドラージにも訪れ、作り変えるものや永遠の証人の枚数にそれが現れることとなった。
ということで世間はスタンダードにお熱なのかもしれないが僕はそれを無視してバントエルドラージの話をしたいと思っている。モダンはかつてよりは流動性が少ないフォーマットへと変貌を遂げ、またPTフォーマットの復帰も望まれるようになってきているのではないだろうかと思っている。実際にPPTQもスタンダードのときと同じくらい開催されており、RPTQも同様のことが望める。もしモダンをよく知らない人であっても、このガイドさえきちんと読んでいればこのやりこみフォーマットであるモダンだったとしても勝ち抜くことは難しくないのである。
では、リストを見てもらおう。
続きを読むモダンのエルフの使い方(Modern Elves Deck Guide By Eric Froehlich)
バントエルドラージのサイドボードについての考察(Taking a Good Hard Look at Bant Eldrazi’s Sideboard By Brian Braun-Duin)
» Taking a Good Hard Look at Bant Eldrazi’s Sideboard
より。
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バントエルドラージは不思議なデッキである。最高のデッキであり、そして最低のデッキである。さらに言えば多様なサイドボードをもっているが、全く役に立たないサイドボードともいうことができる。
続きを読むアブザンの倒し方(The Deck to Beat This Weekend: Modern Abzan By Reid Duke)
» The Deck to Beat This Weekend: Modern Abzan
より。
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今週はモダンの週となる。WMCQだけでなくSCGOがOrlandoでも開かれ、また異界月環境はカラデシュの発売を目前として息絶え絶えとなっている。そう、今こそモダンに注目すべき時なのだ。そして今、最も対策すべきはアブザン、剥ぎ取り採用型アブザンといっていいだろう。
続きを読む迷える護符の探求者たちへ(Lost, But Seeking: Bloom Titan Redux By Kevin Grove)
» Lost, But Seeking: Bloom Titan Redux
より。
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このお話はPTFRFまで遡ることになる。Cabin Crewと調整をする中で、お気に入りとなるデッキが見当たらなかったのだ。出産の殻を使ったデッキを使いたかったが悲しいことに禁止されてしまった。フォーマット最強のデッキであると思っていたために、それに替わるデッキを見つける必要が出てきたのである。
続きを読むバントエルドラージの使い方(The Complete Guide To Playing Bant Eldrazi by TODD STEVENS)
StarCityGames.com - The Complete Guide To Playing Bant Eldrazi
より。
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昨今のモダンがインタラクションの薄さから暗闇での殴り合いに例えられるのは否定はしないが、まだフェアデッキは環境に存在している。バントエルドラージがその一つとなる。
そう、バントエルドラージはフェアデッキなのだ。ウギンの目があった頃のエルドラージとは違い、たしかに2T難題の予見者着地とかはするもののの、かつてのそれほど頻繁にはおこらない。そのために相手の行動を妨害するために呪文滑りや流刑への道、仕組まれた爆薬、変位エルドラージ、作り変えるもの、難題の予見者や希望を溺れさせるものといったカードが用いられることとなった。このデッキ全体としての動きは相手への干渉であり、その意味でこのデッキはモダンに求められているミッドレンジのフェアデッキとなるわけだ。
続きを読むバントエルドラージの作り方(Building Bant Eldrazi By Pascal Maynard)
より。
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IndianapolisにおいてLAでTop8に入ったデッキを使えることを心から喜んでいた。貴族の教主や仕組まれた爆薬を探す人が多く見つかっていたし、Steve RubinやBBDといった有名プレイヤーがInvitationalで使っていたことを鑑みて、バントエルドラージがトップメタになると予想していた。
結果としてプロポイントは手に入れることはできたものの、思ったほどの成績を上げることはできなかった。とはいえ、一つわかったことがあった。バントエルドラージは新時代のジャンドであるということだ。どのマッチアップにおいても51:49という相性差をもっている、という点においてである。どのようなマッチアップも落としうるし、どのようなマッチアップにおいても勝利を獲得することができるのである。このデッキの強い動きをきちんと取ることができればどんなデッキも一捻りとなる。さらに言えばジャンドと同様に血染めの月が苦手ではあるもののドレッジに対する黒力線のような完封カードにはならない。ジャンドと動きこそ異なっているが、エルドラージの動き自体は緑黒系のデッキが取る動きと同様なものとなるわけだ。
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