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MtG訳記た。

モダンを中心とした(というよりはモダンの)海外記事翻訳保管庫

双子 vs. モダン -ミラーマッチ-(UR Twin vs. Modern: The Mirror Match By Pascal Maynard)

» UR Twin vs. Modern: The Mirror Match

より。

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 モダンデッキ8選について、様々な好意的な感想をいただいた。そして今冬、近くあるプロツアーに合わせて新たな記事シリーズを執筆しようと思うのだ。

 ゲートウォッチの誓いのプレリリースまでの間、様々なデッキに対する純正双子のゲームプランについて解説していきたいと思う。プレイ方法から、サイドボード方法、そして構築までを、だ。

 ではなぜ、双子、しかも純正なのか。それは様々な亜種を試した後、このデッキが一番気に入ったものとなったのだ。あくまで今後示す思考は純正双子のものである、という点については考慮してもらいたい。機が熟せば、3色の亜種がいいだろう場合についても説明をしていきたいと思う。少なくともこの2色デッキが好きなのはマナ基盤が安定しているためにおおよそのしょうもないコンボデッキに対して有利をとることができるからである。メタゲームを見ていればわかる通り、Tier1ですらその合計で50%の支配率を保てないようなこのフォーマットにおいて、Tier2、3のデッキに出会うことはそう少ないことではない。そのようなデッキに対して簡単に有利をとれることは素晴らしいとは思わないかい?

 そして、今回使うデッキリストとしては、以下に示す、双子によく入るパーツをかき集めたリストを提示する。もちろんこれは75枚のリストではない。あくまで僕が双子に入るだろうカードを集めたものであり、必要だと思う75枚を、メタゲームに合わせてピックしていってもらいたい。しかし今回、呪文貫きに関してはあまり使用経験がないために排除しているという点についてのみ、配慮をお願いする。

双子サンプルリスト

(参考:このリストは土地26 クリーチャー13 呪文28 サイド24 となっています)

Lands
4 Scalding Tarn/沸騰する小湖
4 Misty Rainforest/霧深い雨林
4 Sulfur Falls/硫黄の滝
3 Steam Vents/蒸気孔
2 Desolate Lighthouse/僻地の灯台
1 Ghost Quarter/幽霊街
1 Tectonic Edge/地盤の際
1 Cavern of Souls/魂の洞窟
5 Island/島
1 Mountain/山

Creatures
4 Snapcaster Mage/瞬唱の魔導士
4 Deceiver Exarch/詐欺師の総督
2 Pestermite/やっかい児
2 Vendilion Clique/ヴェンディリオン三人衆
1 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い

Spells
4 Remand/差し戻し
4 Lightning Bolt/稲妻
4 Serum Visions/血清の幻視
4 Splinter Twin/欠片の双子
2 Cryptic Command/謎めいた命令
2 Electrolyze/電解
2 Spell Snare/呪文嵌め
1 Peek/のぞき見
1 Roast/炙り焼き
1 Twisted Image/よじれた映像
3 Dispel/払拭

Sideboard
3 Ancient Grudge/古えの遺恨
2 Blood Moon/血染めの月
2 Keranos, God of Storms/嵐の神、ケラノス
2 Roast/炙り焼き
2 Anger of the Gods/神々の憤怒
2 Pyroclasm/紅蓮地獄
1 Jace, Architect of Thought/思考を築くもの、ジェイス
1 Pia and Kiran Nalaar/ピア・ナラーとキラン・ナラー
1 Engineered Explosives/仕組まれた爆薬
1 Negate/否認
1 Counterflux/対抗変転
1 Izzet Staticaster/イゼットの静電術師
1 Spellskite/呪文滑り
1 Rending Volley/引き裂く流弾
1 Teferi, Mage of Zhalfir/ザルファーの魔導士、テフェリー
1 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
1 Dispel/払拭

対純正双子

 このマッチアップでは土地をいかに引き込むかが重要となる。きっとこのゲームはカウンターの打ち合いとなり、最終的に相手よりより多くの土地をコントロールしていた方が勝つこととなるだろう。というのも詐欺師の総督は対処が難しいカードであり、差し戻し、そして謎めいた命令だけが欠片の双子を対処する打ち消し呪文となるのだ。また、相手の総督/やっかい児をこちらの総督らでタップするのも、延命処置、そして次のターンにコンボを決めるための手段として役立ってくれることだろう。できる限り土地を並べ、ヴェンディリオンやのぞき見によってコンボをすべきかを判断する材料を得るのもこみの行動である。また、序盤にデッキを掘り進め、その手のカードを見つけ出すのも悪くないだろう。

 また、差し戻しは自身の呪文を打ち消しから守ったり、瞬唱経由のFB呪文の確定カウンターとなることは覚えておくべきだ。

 そして稲妻を用いてできる限りアグレッシブに攻めよ。おおよそこのデッキ相手に稲妻を使うことはほぼないだろうし、おそらく打つ先、打たれる先は双方の瞬唱となることだろう。血清の幻視を3マナタップで使うのが危険だと判断すれば、その行動を行わないだろう。そのときには相手のエンド時にでも稲妻をFBするしかなくなるのだ。

サイドボード候補

In

嵐の神、ケラノス

思考を築くもの、ジェイス

ピア・ナラーとキラン・ナラー

否認

ザルファーの魔導士、テフェリー

対抗変転

引き裂く流弾

呪文滑り

Out

稲妻

欠片の双子

やっかい児

瞬唱の魔導士

炙り焼き

渋面の溶岩使い

よじれた映像

払拭 

  これらがサイドイン/アウトするカードの候補となる。その枚数については相手によって変化することとなるだろう。例えばコンボを警戒していないようにみえれば、双子を増やすなどの選択肢をとることができる。

 このミラーマッチを制する鍵となるのは魂の洞窟だろう。ケラノスを対処し、コンボによってすぐには死なないことがほぼ明らかになれば大きく有利になるだろう。僕が望むゲーム展開は相手のハンドを明らかにし、それをもって相手のケラノスを邪魔し、相手のターンに動くことで自身のターンでのケラノスの着地を確実にする、というものだ。

 かつては3枚目のヴェンディリオンを採用することでミラーマッチの相性を更によくしようとしていたが、今となってはその猶予がサイドボードになくなってしまった。また古えの遺恨も殴打頭蓋や呪文滑り、ヴィダルケンの枷といったカードが2枚以上入るだろう相手に対してサイドインすることはあったが、コラガンの命令の流行によりそれはほとんどなくなったのではないかと思っている。

URx双子

 このマッチアップはできる限り避けたい。たとえマナベースが有利なものであるとしても、タシグルやコラコマ、修復の天使やタルモゴイフといった、対処しがたい脅威によって先述のような戦法を破壊されてしまうのだ。

 メインボードにおいては、相手のマナ基盤が整う前にさっさと殺しきることを目指す。

 呪文嵌めはタルモゴイフに対して最強の打ち消しとなる。またグリクシスカラーに対してはタシグルを差し戻し、コラコマを払拭するのが一番良いだろう。そしてジェスカイカラーについてなのだが対戦経験がこのごろほとんどとれていないために、これは過去の記憶をもととしたものなってしまう。そのころはいわゆるオールイン型を使っており現在の純正双子とは大きく形が異なっているが、少なくとも相手は天界の列柱をあまり起動しなかった記憶がある。流刑への道は詐欺師の総督への解答とはなってしまうが、土地をのばせるためそこまで悪いものではない。ただ、修復の天使への対処はとても難しいものであるため、引き裂く流弾はサイドに確実に1枚は積んでおきたい。

サイドボード候補

-純正の場合と同じであるため省略-(後の紹介文を鑑みるに誤植?)

 対戦相手のマナ基盤が盤石でない場合においては血染めの月をサイドインし、実質的なマナスクリューに陥らせることもある。おおよそ3色双子は島の枚数があまり多くないため、打ち消し合戦を制するのはそう難しくはないだろう。

 サイドボードの選択肢の多様性を無視して、コンボを続けようとすることもある。その場合においても血染めの月は役立ってくれることだろう。早期に決着を付けたいのならば、双子と払拭を3枚は残すようにしておきたい。

 爆薬はタルモに対し効果的である一方、炙り焼きはジェスカイ相手には弱いカードである。もしメインに採用しているのならば絶対に抜くべきだ。また、呪文滑りはコラガンの命令やタルモに弱い。そのためジェスカイ以外でサイドインすることはないと言っても良い。

 おおよそ渋面の溶岩使いはこのマッチアップにおいてはあまり使えないカードだが、稲妻との組み合わせでタシグルやタルモ、修復の天使を落とせるために入れておいた方が良いカードとなる。もしそれを見据えたロングゲームを考えているのならば、稲妻は3枚、瞬唱は4枚、そしてよじれた映像もデッキに残しておくべきだろう。

 

 今回はここまでだ。来週はまた他のマッチアップについて触れたいと思う!