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MtG訳記た。

モダンを中心とした(というよりはモダンの)海外記事翻訳保管庫

Pantheonによるキキコンボ搭載ジェスカイコンの使い方(The Pantheon Deck Tech: Jeskai Control AKA Sneaky-Kiki By Jelger Wiegersma )

» The Pantheon Deck Tech: Jeskai Control AKA Sneaky-Kiki

より。

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 僕は今回、チームによるデッキ構築を行わないこととした。これは大概の場合悪手となるだろう。というのもトッププレイヤーの考えるデッキのほうが自分のそれよりは圧倒的に強いといえるからだ。とはいえ今回は別の話。他のメンバーが使いたがっていた感染を使う気は一つも起きなかった。正直感染は僕のそれに合っていない。去年の双子への反発のようなものと言ってしまっていいだろう。感染ではできない、相手との対話を楽しみたかったのだ。

 そうして僕はこの、感染ではない素晴らしいデッキにたどり着くことができた。

 Jeskai Control (AKA Sneaky-Kiki)

25 Lands
4 Arid Mesa/乾燥台地
4 Scalding Tarn/沸騰する小湖
2 Flooded Strand/溢れかえる岸辺
3 Steam Vents/蒸気孔
1 Sacred Foundry/聖なる鋳造所
1 Hallowed Fountain/神聖なる泉
2 Cascade Bluffs/滝の断崖
4 Celestial Colonnade/天界の列柱
2 Island/島
1 Plains/平地
1 Mountain/山
15 Creatures
4 Wall of Omens/前兆の壁
2 Kiki-Jiki, Mirror Breaker/鏡割りのキキジキ
4 Restoration Angel/修復の天使
1 Vendilion Clique/ヴェンディリオン三人衆
4 Snapcaster Mage/瞬唱の魔道士
20 Spells
4 Path to Exile/流刑への道
4 Lightning Bolt/稲妻
2 Lightning Helix/稲妻のらせん
3 Electrolyze/電解
2 Cryptic Command/謎めいた命令
3 Mana Leak/マナ漏出
2 Spell Snare/呪文嵌め
Sideboard
2 Shadow of Doubt/疑念の影
3 Stony Silence/石のような静寂
3 Leyline of Sanctity/神聖の力線
2 Izzet Staticaster/イゼットの静電術師
1 Wear // Tear/摩耗//損耗
1 Supreme Verdict/至高の評決
2 Crumble to Dust/塵への崩壊
1 Keranos, God of Storms/嵐の神、ケラノス

 このデッキは数年前のGP Antwerpのデッキを元として作った。もともとのレシピには刃の接合者を採用していたが、今回のリストではそれを外すとともに、サイドボードも大きく違いものとなった。しかしながらもともとのリストはそれ自体完璧であり、それほど多くを弄る必要はなかった。このデッキはモダン環境において最強のコントロールと言っていいだろう。コントロールサイドとしては瞬唱や修復、列柱による殴りきりが見れるし、バーン戦略をとったり、キキジキによる突然死を狙うこともできる。

 このデッキは出来る限りクリーチャー主体のデッキと当たればいいと思っていた。親和やエルフ、キキコード、アブザンコード、また感染やバーン、Zooのようなデッキに対して相性がいいのだ。稲妻やらせん、前兆の壁に電解、流刑への道、そしてそれを使い回すための瞬唱の魔道士。相手のいかなる行動をも阻害し、長期戦を列柱と天使の手で終わらせてやるのだ。おそらくPTはそのようなデッキにあふれているだろうから、このチョイスは悪くないだろう。

 

 さて、こうなってくるとこのデッキの次に対策すべきはランプ型のデッキとなる。トロンやエルドラージ、メインではコンボやバーン戦略で落とすこともできるだろうが、サイド後にはさらなる対策によって更に有利を取ることができるようになる。塵への崩壊は何方にも突き刺さり、石のような静寂や疑念の影によりトロンを沈黙させることができるし、力線はエルドラージのハンデスを無効化させることができる。

 そして他のミッドレンジ型のデッキに対しての相性は五分ではある。緑黒系デッキ相手はリリアナにすべてがかかることとなる。力線によってハンデスも含め、ある程度対応は取ることができる。また他の青いデッキに対してこのデッキは弱いと言えるが、そもそもメタゲーム上にそのようなデッキは存在しないと言っていいだろう。もしミッドレンジ型のデッキがより多くなることが予想されるのならば、ケラノスを少々増やしたいと思う。

 対コンボデッキについては良質なクロック、そして妨害にあふれるこのデッキはある程度都合がいいといえる。しかしながら除去カードという役立たずが数多く来ることとなる。とは言え正直そこまでコンボデッキを恐れる必要はないように思っている。プロツアーという環境に於いてはそのようなデッキは多くないと判断しているのだ。スケープシフトは確かにあたる可能性があるデッキではあるが、力線、打ち消し、そして疑念の影の力によってサイド後は大きく有利を取ることができるだろう。そしてエルドラージやトロンが採用してくるだろう大祖始の遺産を恐れ、墓地依存型のコンボデッキを持ち込むプレイヤーの数はかなり少ないと予測しており、墓地対策は完全に着ることとした。

 今回のリミテッドに関してはある程度自信がある。練習での23-22という成績はあまり芋のみは見えないかもしれないが、実際の場ならばもっと勝率が上がることになるだろう、白黒、ないしは青赤はアーキタイプとして素晴らしいものだと思っているが、黒は初手クラスの顧問も多くあり過剰評価されているようにも思える。青白と黒赤は最悪レベルと言っていいので出来る限りこれは避けたい。それ以外ならどんな組み合わせでも基本的に良いデッキになると思う。今回の色間のバランスはかなりいいと言っていいだろう。

 De Rosaと僕は今回このデッキを使うこととした。そして今回のPTで増えるだろう、親和と感染をボコボコにしてやろうと思う。

 

※Jelgerはモダンラウンド7-3、負けは親和、グリクシスデルバー、アブザンに対してのものでした。