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MtG訳記た。

モダンを中心とした(というよりはモダンの)海外記事翻訳保管庫

ナヤを強襲(Blitzing Naya By Owen Turtenwald)

» Blitzing Naya

より。

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 次回のプロツアーがモダンということもあり、このフォーマットについて強い興味を抱いている。新たなセットの発売により禁止改定も行われるものの、フォーマットを知るためには今の環境を知るのが重要であるといえるだろう。そしてMOで遊んでいれば、このデッキについてはなんかしらの形できっと知っていることだろう。

 ナヤブリッツ

By Tom Ross


20 Lands
1 Mountain/山
3 Arid Mesa/乾燥台地
2 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
4 Scalding Tarn/沸騰する小湖
3 Sacred Foundry/聖なる鋳造所
4 Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
3 Wooded Foothills/樹木茂る山麓
Creatures
4 Goblin Guide/ゴブリンの先達
2 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
4 Kird Ape/密林の猿人
4 Wild Nacatl/野生のナカティル
4 Monastery Swiftspear/僧院の速槍
4 Eidolon of the Great Revel/大歓楽の幻霊
Spells
4 Boros Charm/ボロスの魔除け
2 Mutagenic Growth/変異原性の成長
4 Atarka's Command/アタルカの命令
2 Searing Blaze/焼尽の猛火
2 Lightning Helix/稲妻のらせん
4 Lightning Bolt/稲妻
Sideboard
2 Roast/炙り焼き
2 Rending Volley/引き裂く流弾
3 Destructive Revelry/破壊的な享楽
4 Path to Exile/流刑への道
2 Gaddock Teeg/ガトック・ティーグ
2 Lightning Helix/稲妻のらせん

  僕がこのデッキを選んだのはこのデッキがひどくバーンやZooに似ているためである。といってもバーンならば溶岩の撃ち込み、Zooならばタルモを採用しているだろうが。このデッキはその2つの混ぜたデッキだとも言えるだろう。

 では、このデッキをどのように倒すかについて述べていこう。

台所の嫌がらせ屋:素晴らしい

 このカードは1枚でナヤブリッツを殺す最強のカードだといえよう。ビートダウンを遂行し、相手のクリーチャーと対峙し、相手のボロスの魔除けの効果を半減させることができる。このカードに対処するためには渋面の溶岩使いやカード数枚を要求させることができるのだ。

 このカードはモダン環境においてプレイ率が妙に少ないカードである。基本的にカードアドバンテージを稼ぐことができない白緑というカラーリングでアドバンテージを稼ぐことができる数少ないカードだ。たしかにコンボ相手では3/2のバニラクリーチャーとはなるが、フェアデッキ相手ならばとても強いカードとなるだろう。

 基本的には強いカードではある。がしかし、例えば未練ある魂のようなカード相手のライフレースを考えた時このカードは少々弱いものとはなってしまう。このカードを殺すためにはライフゲイン量を上回る形での打点の形成が必要となるだろう。

 また、ヴェールのリリアナ相手にもこのカードは強い。緑黒系のミラーマッチにおいてはこのカードを出す順に気をつける必要がある。更地にタルモが降臨したとき、それはおおよそ次のターンのリリアナを意味しているのが大半だからだ。また、稲妻瞬唱のようなパッケージ相手にもこのカードは有用である。単体での対応が実質不可能だからだ。

機を見た援軍:それほど信頼出来ない。

 このカードはそれほど良いカードではなくなった。様々なデッキで使われているものの、その強さはそこまでではない。真面目な訪問者、ソリンや無形の美徳を採用したトークンデッキならば強いだろうが、トリココンやアブザンにおけるこのカードはそこまで魅力がない。

 というのもこのデッキ相手ならばおおよそクリーチャーはすでに並んでおり、トークンを生み出すほどの差が生まれていない可能性が高い。またこちらの援軍に対応してフェッチショックインをしてきたり、もしくは幻霊の効果を利用してライフを減らしたりすることでライフゲイン効果もフィズらされてしまうこともある。

 サイドボードにこのカードを搭載するとするならば、瞬唱やジェイスなどによって何度も何度もこのカードを使えるようなデッキでになるだろうが、それでもいつでも使えるほど強いのか、という質問に対しては口を濁さざるを得なくなる。

コジレックの審問/硫黄の滝/黒割れの崖:キーパーツ

 バーン型の赤いデッキに対しては思考囲いよりはコジレックの審問のほうが強いことはおおよそ想定がつくだろう。ライフに干渉されることなく相手のキーパーツを落とすことができるためだ。これにより勝利により近づけるようになる。血の墓所ではなく黒割れの崖を使ったり、霧深い雨林やシヴの浅瀬に変えて硫黄の滝を採用することによって同様にライフ減少量を抑えることができる。この考え方を覚えておくことでプロツアーにおける赤いデッキ相手の勝率が上がることとなるだろう。基本土地とM10/イニストランド、ミラ傷ランドをうまく使うことでそもそもライフ損失を減らしたマナベースを構築していくべきなのだ。

 まあ確かに血染めの月に対しても少々強くなるかもしれないが、それはまた別の話だ。