MtG訳記た。

モダンを中心とした(というよりはモダンの)海外記事翻訳保管庫

バントエルドラージのサイドボードについての考察(Taking a Good Hard Look at Bant Eldrazi’s Sideboard By Brian Braun-Duin)

» Taking a Good Hard Look at Bant Eldrazi’s Sideboard

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 バントエルドラージは不思議なデッキである。最高のデッキであり、そして最低のデッキである。さらに言えば多様なサイドボードをもっているが、全く役に立たないサイドボードともいうことができる。

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アブザンの倒し方(The Deck to Beat This Weekend: Modern Abzan By Reid Duke)

» The Deck to Beat This Weekend: Modern Abzan

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 今週はモダンの週となる。WMCQだけでなくSCGOがOrlandoでも開かれ、また異界月環境はカラデシュの発売を目前として息絶え絶えとなっている。そう、今こそモダンに注目すべき時なのだ。そして今、最も対策すべきはアブザン、剥ぎ取り採用型アブザンといっていいだろう。

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迷える護符の探求者たちへ(Lost, But Seeking: Bloom Titan Redux By Kevin Grove)

» Lost, But Seeking: Bloom Titan Redux

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 このお話はPTFRFまで遡ることになる。Cabin Crewと調整をする中で、お気に入りとなるデッキが見当たらなかったのだ。出産の殻を使ったデッキを使いたかったが悲しいことに禁止されてしまった。フォーマット最強のデッキであると思っていたために、それに替わるデッキを見つける必要が出てきたのである。

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バントエルドラージの使い方(The Complete Guide To Playing Bant Eldrazi by TODD STEVENS)

StarCityGames.com - The Complete Guide To Playing Bant Eldrazi

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 昨今のモダンがインタラクションの薄さから暗闇での殴り合いに例えられるのは否定はしないが、まだフェアデッキは環境に存在している。バントエルドラージがその一つとなる。

 そう、バントエルドラージはフェアデッキなのだ。ウギンの目があった頃のエルドラージとは違い、たしかに2T難題の予見者着地とかはするもののの、かつてのそれほど頻繁にはおこらない。そのために相手の行動を妨害するために呪文滑りや流刑への道、仕組まれた爆薬、変位エルドラージ、作り変えるもの、難題の予見者や希望を溺れさせるものといったカードが用いられることとなった。このデッキ全体としての動きは相手への干渉であり、その意味でこのデッキはモダンに求められているミッドレンジのフェアデッキとなるわけだ。

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バントエルドラージの作り方(Building Bant Eldrazi By Pascal Maynard)

» Building Bant Eldrazi

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 IndianapolisにおいてLAでTop8に入ったデッキを使えることを心から喜んでいた。貴族の教主や仕組まれた爆薬を探す人が多く見つかっていたし、Steve RubinやBBDといった有名プレイヤーがInvitationalで使っていたことを鑑みて、バントエルドラージがトップメタになると予想していた。

 結果としてプロポイントは手に入れることはできたものの、思ったほどの成績を上げることはできなかった。とはいえ、一つわかったことがあった。バントエルドラージは新時代のジャンドであるということだ。どのマッチアップにおいても51:49という相性差をもっている、という点においてである。どのようなマッチアップも落としうるし、どのようなマッチアップにおいても勝利を獲得することができるのである。このデッキの強い動きをきちんと取ることができればどんなデッキも一捻りとなる。さらに言えばジャンドと同様に血染めの月が苦手ではあるもののドレッジに対する黒力線のような完封カードにはならない。ジャンドと動きこそ異なっているが、エルドラージの動き自体は緑黒系のデッキが取る動きと同様なものとなるわけだ。

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親和を使って勝つための8つの掟(Top 8 Tips for Winning with Affinity By Frank Karsten)

» Top 8 Tips for Winning with Affinity

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  今週末にLilleやIndianapolisにてモダンGPがあるということも有り、多くの人から親和についての記事を書いてほしいとの依頼があった。そのため今回はマリガンからサイドボードに至るまで、8つの指針を示そうと思う。また今回の記事についてJustin Robbに協力を頂いた。この場を借りて感謝の意を示す。

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ドレッジの隆盛は親和に輝きをもたらす!?(How Dredge Made Affinity Better By Brian DeMars )

» How Dredge Made Affinity Better

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一時期その数を減らしていた親和。しかしドレッジの流行に従って親和の時代がやってくる……?その理由やいかに。

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 モダン制定当初より、親和はこのフォーマットにおけるとても強力な選択肢の一つとなっていた。このデッキは高速に、かつ安定して相手のライフを削り取ることができるデッキであった。この早さはモダンの速度を定義するものともなっていた。

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